直接触らせていただく足つぼやハンドマッサージと違い
もみほぐしの施術はお客様の身体には必ずタオルをお掛けし
直接肌には触らないようにすることだと教わりました。
クリームやオイルを使用しないもみほぐしで
直接肌を触ることにより摩擦などで肌を痛める可能性や
お店とはいえ直接触られることに違和感を感じるお客様も
おられるかもしれないという理由でした。
高齢になると皮膚もかなり敏感になり
タオルをかけていても剥離することがあるとも聞いたことがあります。
大切なお客様のお身体を触らせていただく上で
注意したいと思っています。
『手当』という言葉があります。
傷の手当てなどという使い方をしますが、
手当はタッチングとも言われ（なでる、さする）
もみほぐしの施術中にもところどころタッチングをします。
タッチングは一つのセラピー(療法）として効果を発揮するとも言われています。
誰かが泣いているとき
周りの方が背中をさすります。
誰かが辛いとき
ハグする方もいます。
事故や災害などの場面を見ていると
そっと背中に手を置いて安心させている姿を見ます。
人だけでなく飼っている猫や犬など寄り添って体温を感じると
お互いが安心します。
施術が終わって「手がとても温かくてすごく心地よかった」と
良く言われます。
普段はそんなに温かくない私の手も施術をしていくと
身体がポカポカしてきて
手も暖かくなります。
お客様のおかげで私の血流も良くなっているのかもと
思ったりします。
気功をしている知り合いが
どんな人からも手のひらからパワーが出ているから
施術中は必ず両方の手でお客様のお身体を施術し良いパワーを
お互いの身体に流し続けると良いと言ってくれました。
『お互いさま』で良いパワーを送り続けたいです。
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